
ねえゆう、地球みたいな星、ほかにも見つかってるの?

よく見てるね。実はもう、たくさん見つかっているんだよ
ほかの太陽のまわりにも、星がある!


ほかの星のまわりにも、地球みたいな星があるの?

太陽のまわりを地球が回ってるように、ほかの星のまわりにも、たくさんの惑星が回っているんだ

にゃんと!! ほかの星にも、地球のなかまがいるの?

そういう星を「系外惑星」って呼ぶんだよ。太陽の外にある惑星、ってことだね

なるほど、太陽の外の惑星が「系外惑星」なんだね。どうやって見つけるの?

明るいランプの前を、小さなねこがすっと通ると、一しゅん光がかくれるよね

星の前を通ると、光がほんの少しかくれるんだね!

それとおなじで、惑星が星の前を通ると、星の光がほんの少し暗くなるんだ。それを見のがさずさがすんだよ

じゃあ、みいがランプの前でジャンプして、星を見つけてみる!

みいは近すぎて、すぐ見つかっちゃうねえ

にゃんと!? 見つかったのは、みいだった!
「地球ににた」って、どこがにているの?


地球ににてるって、どこがにてるの?

大きさが地球にちかいこと、岩でできていそうなこと、それから、星からのきょりがちょうどいいこと。この3つだよ

星からのきょりに、ちょうどいいところがあるの?

あついスープを想ぞうしてごらん。星に近すぎると熱すぎて飲めないし、遠すぎると冷めて冷たいだろう?

じゃあ、星のスープは、ちょうどいいところなら飲めるの?

みいはほんとうのスープだと思ってるんだねえ

だって、ゆうがスープって言ったよ!

ちょうどよく飲める場所……そこを「ハビタブルゾーン」って呼ぶんだ

ハビタブルゾーンって、水がいられる場所なんだね!

そうだね。水が液体のまま、こおらずわかず、いられる場所ってことなんだ

でも、その場所にあるからって、地球とおなじとはかぎらない。空気や海があるかは、まだわからないんだよ
地球のいとこかも? と言われる星たち


地球のいとこかもって、どんな星なの?

たとえば「プロキシマ・ケンタウリb」っていう惑星は、地球に近い大きさなんだ。ハビタブルゾーンにあると考えられているよ

にゃんと!! 地球のいとこみたいな星だ!

「トラピスト・ワン」っていう星のまわりには、岩の惑星が7つも見つかっているんだ

でも、いとこって言っても、みいとにてるとはかぎらないんだね

クラスの名ぼで、名前や背の高さがにてる子を見つけても、好きな遊びまでおなじとはかぎらないよね

じゃあ、その星のみいもジャンプしてるかも!

その星のみいも、ジャンプしてるかもしれないねえ

ゆう、それはまだ考えてるだけだよね?

それとおなじで、大きさや場所がにていても、海や空気、生きものがいるかはまだたしかめられていないんだ

いるかもしれないし、いないかもしれないから、おもしろいんだね!
見つけた星へ、すぐには行けない


じゃあ、みんなでその星に行ってみようよ!

それが……いちばん近い候補の星でも、ものすごく遠いんだ

そんなに遠いの? みい、会いに行けないの?

おやつを持って会いに行くには、遠すぎるねえ……ふわ

ゆう! おやつの話に逃げないで!

今の宇宙船では、とても行けないんだよ

……そっか。遠くの星って、さびしいね

……うん。ここでいっしょに星を見ていようねえ

それなら、望遠鏡で星のことを調べられるの?

でもね、望遠鏡で星の光をくわしく調べる方ほうが進んでいるんだ

行かなくても、星のことが少しずつわかるようになってきたんだね! じゃあ望遠鏡で、まずあいさつしよう!
ねこ換算


プロキシマ・ケンタウリbのある星まで、光でも4年ちょっとかかる遠さなんだ

光でそんなにかかるの?

もしみいが1メートルのジャンプを、休まず毎秒1回くりかえしても……とどくのに、なんと13億年かかるよ

にゃんと!! みい、そんなに長生きできないよ!

光は、それくらいとくべつに速いんだ。ねこのジャンプとは、くらべものにならないねえ
3ぎょうまとめ
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太陽ではない星のまわりにも、たくさんの惑星(系外惑星)が見つかっている
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「地球ににた星」とは、大きさ・岩でできていること・ちょうどいいきょりの3つがにている星のこと
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にた条件の星は見つかっているが、海や空気、生きものがいるかは、まだたしかめられていない
きょうのナゾ

ねえ、地球ににた星に、ほんとうに生きものはいるの?

それって、まだだれにもわからないなぞなの?

うん。博士たちも、まだ答えをさがしているところなんだ

遠くの星の空気に生きものらしいしるしを見つけても、それだけでは「見つけた」とは言えないんだよ
つぎはこれ!
おとなメモ(おうちの方・先生へ)
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「ランプの前をねこが通ると光がかくれる」は、代表的な発見方ほうであるトランジット法(星の前を惑星が通過する際のわずかな減光をとらえる方法)の単純化です。実際には視線速度法や直接撮像など、ほかの方ほうも使われています。
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トランジット法で主にわかるのは惑星の半径です。質量は視線速度法で下限が推定され、両方から密度を求めて岩石質らしさを見積もります。表面の様子を直接見ているわけではありません。
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ハビタブルゾーンは「表面に液体の水がありうる距離」の目安であり、居住可能性や生命の存在を保証するものではありません。大気・雲・温室効果・恒星活動・自転などに大きく左右されます。
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プロキシマ・ケンタウリbとTRAPPIST-1の惑星群は「地球に似た候補」として紹介しており、地球と同じ環境や生命の存在を示す証拠ではありません。
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ねこ換算の根拠: プロキシマ・ケンタウリまでの距離は約4.2光年(約4.0×10^13 km)。1ジャンプ1m・毎秒1回として単純計算すると、約1.3×10^9年(13億年)となります。距離と速さの差を実感するための単純化です。
参考にした資料
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NASA Exoplanet Exploration — Exoplanets: https://science.nasa.gov/exoplanets/
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NASA Exoplanet Exploration — How We Find and Characterize Exoplanets: https://science.nasa.gov/exoplanets/how-we-find-and-characterize/
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NASA Exoplanet Archive: https://exoplanetarchive.ipac.caltech.edu/
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NASA Exoplanet Exploration — TRAPPIST-1: https://science.nasa.gov/exoplanets/trappist1/
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NASA Exoplanet Exploration — Proxima Centauri b: https://science.nasa.gov/exoplanet-catalog/proxima-centauri-b/
(最終更新日: 2026-09-02)